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コンテンツを消費するねこ

早川書房海外SFセールで買ったもの,おすすめのものとか

今回,セールになっている本は287冊しかないみたいなので全部見れるから楽ですね.

買ったもの

アシモフ,クラーク,ブラッドベリを買い足し

鋼鉄都市

鋼鉄都市

都市と星(新訳版)

都市と星(新訳版)

夜来たる

夜来たる

この方は知らなかったのですが新約されたのと評判がいいので購入.

スタニスワフ レム? ソラリスの作者じゃないか! ということで購入.読むの結構楽しみです

おすすめ(とおすすめしないもの)

オススメってカタカナで書くとアフィリエイト臭が高まりますよね.

まず,SF初心者が躓くポイントとして長編小説から読み始めてしまうところがある と思います.

始めは短編から始めて,中編,長編と体をならしていきましょう.

短編

普通の小説しか読んだことないよー(><)という人に読んでもらいたいのが紙の動物園です.

こんな世界,物があったらどうなる?という思考実験がSFなのでこの感覚,面白さを 体験しましょう.

文も落ち着く感じでとても良い,読みやすい.

SF中毒者だと,これSF?となってしまう気がするのですが確かにこれはSFなんですよね.

何をSFと定義するかに関しては書籍『SFの書き方』にて語られているので, 興味のあるかたとこちらもチェックしてみるといいでしょう(『SFの書き方』は今回のセール対象外です.お間違えの無きように...)

中編

ちょっと中編の定義がわからなかったので短編とごっちゃにしています.すみません

I, Robotの原作ですね.見た人は多いんじゃないでしょうか. まあまあ読みやすいのでステップアップに良いのと,原作読んだ自慢とか,有名なので話のネタとかにはなると思います.

これもドラマ化か何かしていましたね(見てない)

雰囲気なんですが『あゝ無情』『レ・ミゼラブル』に似ているような気がするんですよね...

SFは無機質なものではなくて,人間の心情,感情に迫っていくものです.その感じがわかってもらえる本ではないでしょうか.

(個人的に)おすすめ

ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)

ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)

気になった人は読んでください.個人的に短中編ベストです

長編

慣れて来たら長編です.

フィリップ・K・ディック,グレッグ イーガン辺りをおすすめしたいのですが, 始めに難しいけど面白いものをおすすめしてもよくわからなかったと言われるのがオチなので その中でも読みやすいものを一つあげておきます.

高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)

高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)

第二次世界大戦で日本,ドイツの枢軸国が勝ったら?...という思考実験です.

欧米の人が思い浮かべている日本,中国などのアジア文化のごちゃごちゃになっている世界観 の面白さがあります.現実世界とところどころリンクしているのも読みやすさの ポイントになっています.

おすすめしないもの

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

ディアスポラ

ディアスポラ

有名で面白い本なのですが,いきなり読むのにはハードルが高い本だと感じます. 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』に関しては ブレードランナー2048が公開されたので一念発起して読んでみるのも良いとは思いますが...

今回は以上となります.読んでいただきありがとうございました