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コンテンツを消費するねこ

読んだ本2022

概略

今年は76冊。多読の月とそうでない月が極端に分かれてる感じ。(大体エルデンリングとポケモンのせいです)

本を読む意欲はいつもより少なめだったかも。

興が乗ったので記録している(2015年~今まで)本をカードビューにして表示できるサイトを作りました。

6uclz1.github.io

CSVからJSONを作成するスクリプト作ってJSONをそのままJSXのmapでぶん回しているだけなのでめちゃめちゃ爆速で作れました。(画像も他のサイトに寄生している(お行儀良くないですね。。))

そもそもNext.jsがデフォルトでダークモードサポートしているのでダークモード表示もできるし、それっぽくできたので一応満足。

一覧

  • とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法
  • ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本
  • 失われた未来を求めて
  • 世界のお金持ちが実践するお金の増やし方
  • コンサル一年目が学ぶこと
  • 堕落論
  • 私の財産告白
  • 董白伝 魔王令嬢から始める三国志(3)
  • 董白伝 魔王令嬢から始める三国志(4)
  • 作家の収支
  • ソフトウェアアーキテクチャの基礎
  • 義妹生活(1)
  • 人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点
  • 義妹生活2
  • 義妹生活3
  • 義妹生活4
  • 義妹生活5
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか(2)
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか(3)
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか(4)
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか(5)
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか(6)
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか(6.5)
  • 「他人」の壁
  • 『ずっと友達でいてね』と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで
  • プリンシプルオブプログラミング
  • 北方の原形 ロシアについて
  • 理科系の作文技術
  • 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門
  • さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
  • 転生少女の履歴書 1
  • 三体X 観想之宙【かんそうのそら】
  • DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
  • 百年文通
  • 董白伝 魔王令嬢から始める三国志(5)
  • 男子ファッション最強図鑑
  • Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
  • COLOR DESIGN カラー別配色デザインブック
  • 悪文[第3版]
  • More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標
  • 〈新版〉自分を支える心の技法
  • 数学ガール
  • 扇物語
  • 俺だけ入れる隠しダンジョン こっそり鍛えて世界最強
  • ポーション頼みで生き延びます!
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学
  • どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる
  • 死物語 上
  • どうか俺を放っておいてくれ2 なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる
  • 死物語 下
  • 本当の自由を手に入れる お金の大学
  • ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律
  • 夢見る男子は現実主義者(1)
  • 災害で卵を失ったドラゴンが何故か俺を育てはじめた
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか(7)
  • 私、能力は平均値でって言ったよね!(1)
  • ゼロからつくる科学文明
  • 恋は双子で割り切れない(1)
  • 恋は双子で割り切れない2
  • 恋は双子で割り切れない3
  • 恋は双子で割り切れない4
  • ポスト資本主義の欲望
  • ストーリーのつくりかたとひろげかた 大ヒット作品を生み出す物語の黄金律
  • 投資家が「お金」よりも大切にしていること
  • 武器としての決断思考
  • IPのつくりかたとひろげかた
  • 最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室
  • ねぇ、もういっそつき合っちゃう? 1 幼馴染の美少女に頼まれて、カモフラ彼氏はじめました
  • 武器としての交渉思考
  • 老神介護
  • 流浪地球
  • ストーリーメーカー 創作のための物語論
  • いつかたこぶねになる日
  • 人月の神話
  • 世界インフレの謎

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振り返って

ラノベとお金系の本しか読んでないですね。。

読むきっかけは「本しゃぶり」、「スゴ本」、「ゆる言語学ラジオ」、あとはベストランキング系やAmazonのオススメとか。

結局、読むだけだったら別に苦ではないんですが、読みたい本がないのが問題。

小説系

千歳くんはラムネ瓶のなか

ラノベの中では一番当たりだったかも。

「このライトノベルがすごい」を2年連続で1位で受賞しているとのことで読んでみたところ非常に面白かったです。

持てるものと持たざるものの中では持てるものに当たる主人公の苦悩や葛藤が描かれていてライトノベルではあまりなかった視点が良かったですね。

ライトノベルの好きなところは作者の文章力が巻を重ねるごとに上がっていくのも面白ポイントなんですよね。

作者の成長物語としても最新巻のあとがきは非常に心打たれました。

シリーズで今年のベストかな。おすすめ。

三体X 観想之宙【かんそうのそら】

老神介護

流浪地球

今年も三体です。

三体Xは三体の作者本人ではなく、アンソロジーというか完全に同人作品です。

ただ、作品のクオリティは三体に引けず劣らずのクオリティです。一個苦言があるとしたらアンディー・ウィアー並みのネットスラングくだりがあることぐらいかな。。

その時の現代用語とかが入ると作品強度が下がるのであまり好きではない。。

それを差し引いても、三体フォロワーは読むことをお勧めします。

職場の人にそれとなく普及したら、2人ほど三体に嵌ってくれました。嬉しい。

老神介護、流浪地球は三体の作者の劉慈欣の短編集です。

イデアの奇抜さは現代SFのなかでもトップですね。

それでも邦訳はだいぶラグがあったはずですが、作品強度も高いです。

SF短編集は結構SFのなかでは読むやすい部類なので、星新一とか読んでた人とかにはお勧めの入口です。

自己啓発

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

これは結構オススメです。

簡潔に説明すると、死ぬ直前に口座の残高が0になる生き方をせよみたいな教えを説く本です。

いつかのためにお金を貯めて使わず、旅行などのしたいことにお金を使わずにいて、それで最終的に死ぬ日をあと一日伸ばすだけの治療費に費やすぐらいだったら、もっと上手いことお金を使った方がいいじゃん。みたいな本です。

まあ他にも結構腑に落ちることが書いてあったので興味深く読めました。

自己啓発系では今年ベストかな。

武器としての決断思考

星海社新書のセールで購入。

タイトル通りで決断思考に関する本です。

個人的には結構刺さったので紹介。

私の財産告白

記事を書いた際に確認しましたが、Kindle Unlimited で読めます。(※ラインナップの移り変わりが激しいのでないかもしれない)

明治時代の人の本です。

学者だけど、投資てお金持ちになった人の本でお金のスタンスだったりが慈善事業家の理想系みたいな感じで感銘を受けながら読んでいました。

作品強度としても高いのでオススメです。

ノンフィクション系

失われた未来を求めて

木澤佐登志フォロワーなので。

一年に一冊くらいは出して欲しいですね。

ポスト資本主義の欲望

木澤佐登志フォロワーなので2。

「マーク・フィッシャー」という単語にピンときた方は読めばいいのではないでしょうか。

万人にはオススメしないです。

北方の原形 ロシアについて

記事を書いた際に確認しましたが、Kindle Unlimited で読めます(ツー)(※以下略)

ロシアという国家の成立前から成立、そして国家のスタンスが説明と考察がされています。

オスマントルコに虐められていたこその暴虐性、オスマントルコの兵力を羨んでいたからこその大砲崇拝などウクライナとの戦争の考察の一助となる本であると思います。

ストーリーのつくりかたとひろげかた 大ヒット作品を生み出す物語の黄金律

ストーリーテリングが好きな人にオススメ。

起承転結や序破急など、基本的に物語において構成と呼ばれるものがあり、 映画などでも開始10~20分は背景説明、中盤は成功と挫折、最終盤は挫折からの乗り越え、さらなる成長といった構成となることが多いのですが(三幕構成といいます)、その辺りのネタバラシやゲームのシナリオの作り方(この人はそれが本業)を説明してくれる本です。

ゲームのシナリオの作り方がかなり計算されて作られていることがわかってかなり関心しました。

職人芸のようになってるわけではなく、作成形態が確立されている点がわかってよかったです。

技術書系

Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計

まあ、名著でしたね。

若干、古いところはあるものの設計思想だったり考え方は参考になります。

前半はよかったけど、後半はそんなに面白くなくて結構読み飛ばした記憶。

良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門

個人的には技術書では今年ベスト

リーダブルコード中級者編って感じですかね。

値オブジェクトだったり、オブジェクト指向プログラミングをなぜ使うべきなのかが示されていてわかりみがありました。

あとはなぜ機能改修があるとどんどんコードが壊れていくのかその原因とそれを起こしにくくするやり方などもあってよかったです。

この本読んで継承アンチになっていたので、いまの現場で作っている新しいアーキテクチャが信じきれなかった原因を作り出した本でもある。。

リーダブルコード読んでステップアップしたい人にはオススメの本です。 (その次はエリック・エヴァンス先生の本を読みましょう(私は半分くらい読んで積んでいます))